パイロットの健康管理「食事編」

パイロットの健康管理「食事編」

長時間のフライトや不規則なスケジュールが日常のパイロット。その健康管理は、パートナーとして大切な役割のひとつです。特に、健康的な食事は心身のコンディションを整える鍵となります。

このブログでは、私が実践しているパイロットの夫を支える健康・食事の工夫をご紹介します。同じようにパイロットをパートナーに持つ皆さんの参考になれば幸いです。

目次

パイロットって普段何を食べているの?

パイロットも普通の人間で、みなさんと同じような食事をしています。職業による食事制限はありません。フライトの時も乗客と同じような食事をしています。ですが、年に1、2度の航空身体検査をパスしないと乗務できないので、健康管理は大切です。

パイロットの健康と食事の重要性

パイロットという職業は、次のような健康リスクを伴います:

  • 不規則な生活リズム:早朝や深夜のフライトが多く、体内時計が乱れがち。
  • 長時間の座り仕事:血流が悪くなりやすく、エコノミークラス症候群のリスクも。
  • ストレス:高い集中力が求められる仕事のため、精神的な負担が大きい。

これらを軽減するためには、食事が大きな役割を果たします。栄養バランスが整った食事は、免疫力を高め、疲労回復を助けるだけでなく、集中力や精神的な安定にも寄与します。

栄養バランスを意識した食事プラン

主菜:高タンパク・低脂肪のメインディッシュ

タンパク質は、筋肉の修復やエネルギー補給に必要不可欠です。特に、魚や鶏むね肉、大豆製品を取り入れています。

  • :グリルサーモン、鶏むね肉のソテー、豆腐ステーキ

副菜:野菜たっぷりのサラダやスープ

野菜は、ビタミンやミネラルの供給源です。葉物野菜や色鮮やかな野菜を取り入れるように心がけています。

  • :アボカドとほうれん草のサラダ、野菜たっぷりのミネストローネ
ピロコ

ミネストローネは野菜嫌いの子どものためにも、たくさんの野菜を細かくして入れています。

主食:低GI値の炭水化物

血糖値の急上昇を避けるために、白米よりも玄米や全粒粉のパン、キヌアを選んでいます。

  • :玄米、オートミール、サツマイモ

作り置きでフライト前後も安心

パイロットのスケジュールは突然変わることも多いので、作り置きが便利です。

  • おすすめメニュー
    • 冷凍できるスープやカレー
    • 鶏むね肉のハーブ焼き
    • 野菜とチキンの煮物

これにより、フライト後の疲れた夫でも、すぐに栄養価の高い食事を取ることができます。

フライト中の食事対策

パイロットは、フライト中に乗客と同じような食事が提供されます。航空会社によっては食事提供がなく、自分で用意するパイロットもいますし、食事提供があっても自分でお弁当持参するパイロットもいます。

夫は好き嫌いはそれほど多くないですが、機内食のメニューやフライトの時間帯によっては食べないこともあるそうです。

航空会社が提供する食事だけでは栄養が偏ることもあります。そこで、夫が機内に持ち込める簡単でヘルシーなお弁当や軽食を準備しています。たまにですけど。。。

  • おすすめスナック
    • ナッツやドライフルーツ
    • プロテインバー
    • 自家製おにぎり(梅干しや昆布で味付け)

水分補給とカフェインのバランス

フライト中は乾燥するため、水分補給が重要です。夫には、常に水を飲むよう促しています。ロングフライトの時は、1.5リットルのお水のボトルをキャビンクルーから渡されるそうです。でも、半分も飲まずに家に持ち帰ってくることもあります。

水分補給が重要なのは知っていても、フライト中に何度もトイレに行くことを気にするんですよね。トイレに行きたくても行けない時もあるし、コックピットを出てトイレに行かなければいけませんからね。

それに、夫はコーヒーが好きだし、フライト中の目覚ましになるので、乗務の度に飲むとのこと。余計トイレに行きたくなってしまうと困るので、水の摂取量が少なくなってしまうそう。

水分、カフェインの摂取バランスは注意するようアドバイスしています。

メンタルケアとしての食事

忙しい仕事の中でリラックスできる時間も大切です。そのために、夫の好きな料理を作る日を設けています。例えば、夫の地元の料理や家族のレシピを再現することで、食事を通じて心の安らぎを提供しています。たまにですが、義母から教えてもらったレシピの料理を作ると喜ばれます。

食後にデザートが欲しい夫なので、ヨーグルトやフルーツ、低糖質のケーキやチョコレートなどを添えることもあります。特別な日の外食や、パーティーなどでは制限なく好きなものを食べるようにしています。

まとめ

パイロットという特殊な職業を支えるには、健康的な食事の工夫が欠かせません。

  • 栄養バランスの取れた食事を準備する
  • 作り置きで忙しい日々をサポート
  • フライト中の軽食や水分補給を意識する

これらの工夫は、夫だけでなく家族全体の健康にも役立っています。同じような状況の皆さんにも、ぜひこれらのアイディアを参考にしていただけたら嬉しいです。

もし皆さんも工夫されていることがあれば、ぜひコメントで教えてください!

この記事では、パイロットの妻の視点から、健康管理と食事の工夫についてお届けしました。今後も、家族を支えるためのヒントを発信していきます!

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